2人目のベビーにベッドは必要?用品選びで失敗しないための秘訣

2人目の赤ちゃんを迎えるご家庭では、前回の経験から「ベビーベッドは必要ない」と気づく方が増えています。ベビーベッドがあれば便利なものの、置かずに済ませることで経済的にもメリットがあり、親子の絆を深める良い機会にもなるのです。

本記事では、ベビーベッド無しで2人目を育てる際のポイントをご紹介します。ベビーベッドに頼らない育児スタイルについて、メリット・デメリットを押さえた上で、代替品の選び方や寝室のレイアウト工夫などを解説していきます。

2人目のベビーにベッドは本当に必要ない?

子供が生まれた時にベッドを用意するのは、多くの家庭で当たり前のことですね。しかし、2人目の赤ちゃんを迎える際には、前回の経験から必ずしもベッドは必要ないと気づく方も多いでしょう。新生児期は確かにベッドが重宝しますが、ベビーベッドがなくても十分に育児は可能です。むしろ、ベビーベッドを置かずに赤ちゃんと一緒に寝る方が、親子の絆を深められる良い機会にもなります。

新生児期のベビーベッド必要性

赤ちゃんが生まれた直後の新生児期は、夜間の授乳が何度も必要になるため、ベビーベッドを用意しておくと便利です。ベッドサイドに赤ちゃんを近くに置いておけば、夜中に目が覚めた時も手間がかからずスムーズに授乳できるからです。また、新生児は寝返りもうてないので、ベッドから転げ落ちる心配もありません。そのため、安全面から見ても新生児期はベビーベッドの必要性は高いと言えるでしょう。

2人目育児で前回と環境が変わった点

しかし、子育ての経験がある2人目を迎える時は、状況が変わっています。前回の育児で寝かしつけの経験があれば、そこまでベッドに頼らずに済むでしょう。また、兄弟がいれば、狭い家で余計なベビー用品を置くスペースが無い場合もあります。2人目の育児では、赤ちゃんの世話以外の家事などの負担も増えるため、できるだけ手間を減らしたい願望も強くなるものです。

ベビーベッドなしの育児で気をつける点

ベビーベッドを置かずに育児をする場合は、赤ちゃんの就寝場所と寝返りへの対策が重要になります。例えば、ベッドの上や布団の上にクッションを置いて、赤ちゃんが寝返ったり転がったりして落ちないよう工夫する必要があります。また、大人と一緒に寝かせる場合でも、赤ちゃんが窒息しないよう十分に注意を払わなければなりません。

ベビーベッド無しで育児するメリット・デメリット

ベビーベッドを置かずに赤ちゃんと一緒に寝る育児スタイルには、一長一短があります。赤ちゃんと密着して過ごすことで、親子の絆を深められるというメリットが大きい半面、夜間の授乳で熟睡できないなどのデメリットもあります。自分に合った育児スタイルを選ぶためにも、メリット・デメリットをよく確認する必要がありますね。

場所を取らずコンパクトな生活が可能

ベビーベッドを置かない最大のメリットは、部屋を広く使えることです。特に狭い家や賃貸住宅では、余分な大型家具を置くスペースが無いことが多いでしょう。ベビーベッドを置かずに済めば、赤ちゃんと一緒に寝られる分、部屋を広く使えてゆとりのある生活ができます。

移動や外出時の手間が少ない

ベビーベッドに赤ちゃんを乗せた状態で移動するのは大変な作業です。しかし、ベビーベッドがなければ、そんな手間もかかりません。外出時も赤ちゃんを抱っこしたり、スリングやベビーカーに乗せるだけでOKです。特に2人目を育児する場合は、外出時に余計な荷物を持ち歩くのは大変ですから、ベビーベッドの無い育児は移動の自由度が高くてありがたいですね。

ベッド代がかからず経済的

ベビーベッドは1万円から3万円程度する場合が多く、それなりにかなりの出費になります。ベッドを別途用意しなければ、その分の費用を節約できるのは嬉しいメリットです。ベッド代を他のより必要な用品に回せば、育児にかかる経済的負担も少し軽減できるはずです。

親子の絆が深まる機会が増える

赤ちゃんと一緒に過ごす時間が増えれば、自然と親子の絆も深まっていきます。赤ちゃんは常に親の存在を体で感じとれるため、安心感を持って育つことができるのです。また、夜間の授乳の際にもすぐに赤ちゃんのそばにいられるため、親子で一体感のある時間を過ごせます。絆を深められるのは、ベビーベッド無しの育児スタイルの大きな利点と言えるでしょう。

夜間の授乳の大変さ

一方で、ベビーベッド無しの育児には、夜間の授乳で熟睡できないというデメリットもあります。赤ちゃんは2、3時間おきに母乳が必要になるため、夜中に何度も起きて授乳しなければなりません。大人と同じベッドで寝る場合は、赤ちゃんの様子を常に気にかける必要があり、なかなか熟睡できないでしょう。

就寝環境の工夫が必要

ベビーベッドを置かずに赤ちゃんと一緒に寝る場合は、就寝環境にも気を使わなければなりません。例えば、柔らかすぎる寝具は赤ちゃんが窒息する危険性があります。また、大人用のクッションや枕なども頭が覆い被さられてしまう可能性があり危険です。赤ちゃんが安全に眠れるよう、寝具やレイアウトを工夫する必要があります。

ベビーベッドを置かずに済む代替品や工夫

ベビーベッドを置かずに済ませる代わりに、様々な代用品を活用したり、寝室の工夫をする必要がありますね。赤ちゃんの安全面に十分気を付けながら、自分の育児スタイルに合わせてアレンジすることが大切です。

ベビーベッド代わりになるアイテム

ベビーベッドの代わりとなりうるアイテムの一つに「ベビーマット」があります。クッションのように柔らかく、周りにガードが付いているため安全性が高いです。また、ベビーマットはコンパクトなので部屋の移動も楽にできます。さらに、横付きのハイタイプも販売されていて、ベッドのように赤ちゃんの様子を見やすいのが特徴です。

別の代替品としては、「旅行用ベビーベッド」も便利でしょう。持ち運びに適したコンパクトサイズで、組み立ても簡単です。一時的にでも赤ちゃんを寝かせたい場合に重宝します。

安全性に優れた代用品の選び方

代用品を選ぶ際は、特に安全面での配慮が欠かせません。転落防止のためにしっかりとした囲いがあるか、通気性の良い素材で作られているかなどをチェックする必要があります。また、薄手の掛け布団やタオルケット程度しか使えないので、暖かさだけは別途確保する必要があるでしょう。

寝室レイアウトの工夫ポイント

ベビーベッドを置かずに寝室で赤ちゃんと一緒に寝る場合は、レイアウトの工夫が欠かせません。まずは、赤ちゃんが落ちたり転げ出たりしないよう、ベッドの周りにガードを設置することが大切です。また、ベッドの位置によっては、ガードの代わりに低いチェストなどを利用するのも一案です。

さらに、安全なだけでなく、赤ちゃんの様子を見やすい配置にすることも重要になります。そのため、ベッドは壁側に寄せずに部屋の中央に置き、それ以外のスペースはクッションなどを置いて遊び場にするのがよいでしょう。

夜泣きへの対処方法

ベビーベッドがない場合は、赤ちゃんの夜泣きへの対処も少し変わってきます。ベッドに置いているだけなら、赤ちゃんの様子を見に行く必要がありませんが、一緒に寝ている場合はすぐに気づくことができます。

そのため、夜泣きの原因がお腹が空いているのか、それ以外の理由なのかをすぐに判断できるメリットがあります。一方で、そのまま抱っこすると大人の睡眠を妨げてしまう可能性もあり、注意が必要です。夜泣きへの上手な対処術を見つけることが重要になるでしょう。

まとめ

赤ちゃんがいる生活に慣れてくれば、ベビーベッドがなくても十分に育児は可能です。むしろ、ベビーベッドを置かずに赤ちゃんと一緒に寝ることで、親子の絆をより深められるでしょう。

初期費用の節約にもなり、寝室もコンパクトに使えるメリットもあります。一方で、就寝環境への配慮や夜泣きへの対応などに気を使う必要があります。しかし、様々な代替品を活用したり、レイアウトを工夫すれば問題ありません。

ベビーベッドがなくても育児は十分にできます。大切なのは、自分に合った育児スタイルを見つけることです。2人目を育てる際は、前回の経験を活かしてベビーベッドに頼らずに育児に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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